第1章 質屋ってなに? 質屋とは?

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質屋ってなに?

そもそも質屋の起源は遣唐使に遡(さかのぼ)るといわれますから、質屋のシステムは中国から渡ってきたと考えられています。日本で質屋そのものが定着したのは、貨幣経済が普及してきた鎌倉時代、今から700年ほど前となります。物々交換と貨幣経済の中間に位置するような質屋のシステムは、貨幣経済が普及するとほぼ同時に登場し、その発展とともに歴史を歩んできたのです。そして、質屋品物預けてお金を借り、返済期限が切れた品物は質流れ品となって、その品物が売られるという現在のシステムが完全に確立したのは江戸中期、元禄時代です。昭和初期は、質屋に通うこと自体が後ろめたく思われていたこともあり、「一六(いちろく)銀行」という名前をつけられていた時期もありました。

このように、元々は品物を預けてお金を借りるという「預入」が一般的な質屋の役目でしたが、現在ではブランド品や貴金属などを買い取って売るという「買取」業務を行なうようになっています。

質屋ってなに?


質屋の業務を保証している法律

質屋は「質屋営業法」に基づく法律の下で営業をしています。営業する店舗ごとに管轄する都道府県公安委員会の許可が必要なので、業務は厳しく制限されています。ですから、消費者は安心して利用することができるのです。消費者金融の違法な取り立てなどが問題視されてきた昨今、質屋は地道に、そして堅実に営業を続けて、長い歴史を積み重ねているのです。

質屋の業務を保証している法律


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